太陽光発電の保証、メーカー保証と施工保証は何が違う?何年守られるか
太陽光発電の保証にはパネル自体のメーカー保証と、設置工事に対する施工保証の2種類がある。それぞれの保証期間・対象範囲の違いと、契約前に確認すべきポイントを解説。
太陽光発電には2種類の保証がある
太陽光発電の保証は、「メーカー保証(製品保証・出力保証)」と「施工保証(工事保証)」の2つに分かれます。どちらか一方だけでは万全とはいえず、両方の内容を理解しておくことがトラブル回避につながります。
メーカー保証の内容
- 製品保証:パネル・パワーコンディショナーなど機器自体の故障を保証。期間はメーカーにより10〜15年程度が一般的
- 出力保証:経年劣化によりパネルの発電性能が一定水準を下回った場合に保証。20〜25年という長期保証を設定するメーカーが多い
出力保証は「発電量がゼロになったら」ではなく、「初期出力の80%を下回ったら」といった基準で発動することが一般的で、保証内容の細かい条件はメーカーごとに異なります。
施工保証の内容
施工保証は、設置工事の不備(雨漏り・架台の緩みなど)に対して、施工業者が保証するものです。メーカー保証とは別に、施工業者ごとに保証期間・保証内容を設定しているため、契約時に工事保証の年数を必ず確認する必要があります。
施工業者が倒産した場合のリスク
施工保証はあくまで「その施工業者が存続していること」が前提になるため、業者が倒産・廃業してしまうと保証を受けられなくなることがあります。第三者機関による瑕疵保険(住宅瑕疵担保責任保険など)に加入している業者であれば、倒産後も一定の保証が継続される場合があるため、契約前に加入状況を確認しておくと安心です。
保証を維持するための条件
メーカー保証の中には、定期点検の実施が保証継続の条件になっている商品もあります。点検を怠ると、実際に不具合が発生したときに「保証の条件を満たしていない」として保証を受けられないケースがあるため、点検スケジュールの管理も重要です。
契約前に確認すべきチェックリスト
- 製品保証・出力保証それぞれの年数
- 施工保証の年数と対象範囲(雨漏り・架台など)
- 施工業者が瑕疵保険に加入しているか
- 保証を維持するために必要な定期点検の有無・頻度
まとめ
太陽光発電の保証はメーカー保証と施工保証の2本立てで成り立っています。それぞれの保証年数・対象範囲・維持条件を契約前にしっかり確認し、施工業者の信頼性まで含めて検討することが長期的な安心につながります。
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